みんな元気してた?
おれは元気してたよ。

人にはそれぞれに、与えられた試練があると思う。
釈迦は、「人生は苦である」と説かれている。人間誰もに与えられた苦の代表が、四苦八苦である。オギャーと生まれて五十年、病気もしたし、職場では、いやなやつのために心を痛めたし、欲しいものがあっても お金がなくて買えずにいらいらしたこともあるし、愛する肉親とも死に別れもしたし、いずれ必ず死はおとずれてくるし、辛いことはいっぱいあると思う。
「生きるとはどういうことか」どう生きるべきなのか 大変むつかしい問題である。

あるとき夢にお釈迦様がでてきた。自分が、高い山の頂上から降りた一本のロープを頼りに一生懸命 山を登っている夢だった。背中には煩悩袋を背負っていた。生きていく上において、欲望は 登る為の発奮剤だが、背負い過ぎると 登るのがしんどい 釈迦は、山の頂上からわれわれを見守っている様子だった。山は四苦八苦の山であった。
夢の中の自分は「人間は生きている限り、誰もがこの四苦八苦の山を、煩悩 (欲望) を背負って登っていて、この生き様をお釈迦さまは、見守ってくれているのだな」と思った。
釈迦がいった「おまえは、自分に与えられた山を、自分の足で登って来い。欲望を背負いすぎるな 執着心をすて、ものごとにこだわらず、正しい心で登って来い。そして頂上近くまできたら、登ることに 疲れた者がいたら励ましてやれ、必要であれば手を貸してやれ」 と言われた。
自分の山が、険しければ険しいほど 足腰は強くなり登ることに困っている人のお役に立てるだろう。自分の山が平坦だと登るのは楽だが、その分だけ足腰も弱く、困っている人の痛みも分からず、手助けも出来ないだろう。自分はすこしでも世のためになる事がしたいと思う。そう考えると、むかし戦国時代の武将の言った 「我に七難八苦を与えたまえ」といった言葉の意味が、理解できる。

いろんな人生経験から、人に優しく成れたらいいと思う。
そしてなにがあってもプラスにものを考え、笑って人生を送りたいと思う。そのために、数多くの苦を経験し 心の持ち方を変えることで 克服していきたい。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索